晩秋の泉パークタウン
2009年 11月 03日
ところで、昨日は久しぶりに近所をドライブして、秋の残り香を探してみた。紫山や県立図書館付近は、紅葉が最後の輝きを放ちつつも、そのいくつかは力尽きたかのように葉を落とし続けている。人はそんな晩秋の風景に、「寂しさ」や「切なさ」などという自分の感傷を勝手にダブらせて想いにふけるが、植物側から言わせると「毎年も続けているルーチンワークだから心配無用」なのだろう。植物は、その葉を全て落としながらも死ぬことは無い。むしろ古い衣を脱ぎ捨て、来るべき春に備え体内で着々と準備を進めながら、次の成長の時を待つのである。そう考えると、植物というものは人間以上に高度でしたたかな生き物であり、我々が学ぶべきところも多いのではないか。
以上、東北戦線異常無し。
by kaiseik
| 2009-11-03 10:08
| 勝利に向けて
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