決戦の日
2009年 11月 26日
以前は、このような大きな案件の入札日の朝は、神社にお参りに行ったり赤い勝負パンツを履いたりしていた。しかし、そんな時に限って失注することも多かった。また、それとは逆に、入札があるということを忘れてしまうぐらいに他の仕事に没頭していたら、「支店長、受注しました!」との嬉しい報告があったりする。
やはり現実の世界は、念じて望みが叶うほど甘く無く、また祈りなどという人間の勝手な神への依存に左右されるものでは無いのだ。そこで最近は、「人事を尽くして天命を待つ」の心境で、平常心で結果連絡を待つことにしている。
今日の朝もじたばたせずに俺のルーチンをこなすこと、これが平常心を得られる方法だ。
これまで、仕事上数々の勝負を経験してきて言えることは、勝敗は時の運であり、全員が「全力を尽くす」ことができたらそれだけで十分なのである。勝っても負けても、その勝負の過程で多くの経験や教訓が得られ、次の勝利につながってくる。特に失敗の経験からは、成功体験より何倍も学ぶことが多い。
野球で例えるなら、実戦でできるだけ多くの打席に立ち、一球一球真剣勝負することで本当の勝負勘が得られる、打率を高めていける、ということだと思う。三振や打ち損じの原因を冷静に分析するしか、勝利に近づく方法は無いのである。
さて、今日もルーチンである腹筋運動から始めよう。そして、シャワーを浴びながら髭をそり、ワイシャツへのアイロンがけと・・・・。
以上、長野戦線異常無し。
by kaiseik
| 2009-11-26 07:25
| 勝利に向けて
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