陽春の山形を走る
2010年 05月 04日
2日は、朝8時半に家を出て一路、山形の最上川舟下り(http://www.mogamigawa.jp/)に向った。最上川の河畔は、寒さの影響で新緑も桜もまだ早いとのこと。少し彩に欠けた景色を眺めながらも、急流で知られる最上川の表情を間近で感じることができた。俺の東北時代は、豊富な水量で母のごとき優しい流れに見えていた川面の下は、激しく水が渦巻きとても危険であることを知った。こんな最上川の様な男ってかっこいい、と妙な憧れを感じたりもした。最上川下りの後は、銀山温泉(http://www.ginzanonsen.jp/)や大ケヤキなどに寄り道しながら、17時過ぎに蔵王温泉(http://www.zao-spa.or.jp/)の旅館に到着。残念ながら、GW直前に予約できた某旅館のサービス、ファシリティは最低だったが、夕食の米沢牛のしゃぶしゃぶが絶品だったのが救いだった。
次の日3日は、朝早くから蔵王エコーラインを抜けて蔵王の山頂に到着、お釜(http://www.zao-machi.com/31)を見物。風がとても強かったが、快晴の下で絶景を眺めることが出来た。
その後、桜吹雪の舞う上山城(http://kaminoyama-castle.info/)を見学した。天守閣からは蔵王の雄大な山並が望める。先ほどまであの山頂に居たのが信じられない。最後は山形市内で名物の板そばを食べ、高速に乗って仙台空港まで両親を送ってきた。
3日間、長距離運転はとても消耗したが、70過ぎの両親がもう東北には来れないかもしれないと思うと、なんとか印象に残る思い出を残して欲しいという気持ちで一杯だった。それに、久しぶりに高速道路から見た山形の田園風景は、俺の疲労を充分に癒してくれた。完璧とはいかなかったが、俺自身にもよき思い出となる山形ドライブだった。
以上、東北戦線異常無し。
by kaiseik
| 2010-05-04 10:45
| 戦利品
|
Trackback
|
Comments(0)