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東北六魂祭

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この三連休は仙台の自宅に一ヶ月ぶりに帰った。嫁も、二人の息子も特に変わりなく、安心といえば安心、心配といえば心配だ(汗)長男は、いつから就活はじめるつもりなんだ・・・?まっ、いいか。親としての応援はやり尽くした。これからは、自力で道を切り開いていってもらおう。
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そんな三連休の一日目は、夕方から「東北六魂祭」(http://www.rokkon.jp/)を観に、地下鉄で勾当台公園へ。「東北六魂祭」は、東北大震災からの復興の狼煙を上げるべく、東北6県から青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつりが一同に会した、初の大イベントである。前評判どおり泉中央駅からの地下鉄も珍しく満員で、勾当台公園の駅を出ると、人、人、人。一歩進むのもしんどい状態でびっくりだ。仙台では、有名な七夕祭りでもまず有り得ない光景である。俺がリードブロッカーとなり、嫁や小さい次男を後ろにつけて人ごみの中をじょじょに前進。押し合いへし合い、定禅寺通りの歩道に押し出されると、そこでは秋田竿燈まつり(http://www.kantou.gr.jp/index.htm)の竿燈職人の面々がパレードの待機をしていた。「やった、いい場所を確保~っ」と一瞬喜んだが、いつまでたっても待機状態。そうこうしているうちに、人はさらに増えてきて、パレードコースは人で埋め尽くされた。そのうち、罵声や悲鳴が飛び交い、あちこちで喧嘩がはじまり、熱中症で具合が悪くなったご老人や子供が続出…(汗)結局、暑い中をしばらく待っていたものの、楽しみにしていた竿燈やねぶたのパレードは事故防止のために中止となった。観れたのは、地面に倒れている竿燈や、止まっているねぶたの山車、いまいちマイナーなわらじまつりの巨大わらじ…(泣)そもそも警備員が圧倒的に足らず、開催事務局の完全な準備不足である(怒)
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その後、俺は憤懣やるかたない家族をどうにかせねば~と、一番町の牛タン居酒屋「集合郎」(http://syugorou.co.jp/)に皆を連れて行くことにした。ここに来るのは、6年ぶりくらいだろうか。俺が定禅寺通りのオフィスに勤めていたときには、よく通った店。ここのメニューは、何を頼んでもはずれは無いし、しかも安い。特に牛タンは、他の専門店にひけをとらない美味しさである。案の定、店は沢山のお客様で溢れてかえっていた。お祭りとはいえ、相変わらずの繁盛ぶりである。ただ、ヤリ手だった店長は、6年経っても店長をやっていたし、サブ店長も未だにサブ店長で、フル回転の汗だくで働いていた。余人を持って代え難いのであろうが、6年で東北~横浜~長野~名古屋と移ってきた俺としては、なんか複雑な気分(汗)

集合郎の美味しい牛タンのおかげで、家族の溜飲をなんとか下げることができたのだったが、後でニュースで聞くと、16日(土)は5万人の来場予想に対して実際の来場者が13万人と、完全な想定外だったことを知った。
仙台市消防局によると、混雑と暑さのために熱中症で25人が病院に搬送され、48人が会場で手当てを受けたとのこと。翌日、仙台市長が運営のまずさを陳謝していたが、大震災時の津波被害と同様、人間のリスクに対するイマジネーションには限界がある。これらの「想定外のリスク」をどう回避するかが、これからの日本には問われてくるのではないか。
以上、名古屋戦線異常無し。
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by kaiseik | 2011-07-19 19:48 | 戦利品 | Trackback | Comments(0)

北海道戦線異状無し・・・メーデーメーデーっ


by kaiseik
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