金環日食
2012年 05月 22日
今日は、金環日食の日である。
金環日食が、これほど広範囲で見られるのは、平安時代以来932年ぶりとなり、次回は2030年の北海道で、名古屋では29年後の41年になるという。俺は、それまで生きていられるだろうか・・・。
今朝、早起きして空を見ると、幸い薄い雲がかかっているだけだ。心配していたほど雲は厚くなく、朝日はしっかり顔を出しそうである。一生に一度になるかもしれない金環日食をしっかり見てやろうと、俺は6時過ぎに自宅を出発した。目指すは、会社への通勤途中にある東別院。あそこは、荘厳な伽藍の前で、神妙な面持ちで素敵な朝日を眺められるスポットだ。
6時20分くらいに境内に入ると、すでに東別院近くのメーテレの撮影班が中継準備を行っていた。朝のローカル人気番組「ドデスカ!」(http://nagoyatv.com/dode/)のスタッフらしい。
すでに太陽は、少しずつ右上の方から欠け始めていた。専用メガネを持った日食ギャラリーが、少しずつ境内に集まり始める。
そして、日食が進み、細い三日月のようになった時、ゆでたまご?の坂東さん他「ドデスカ!」でおなじみのメンバーが東別院の境内に登場した。境内は俄然盛り上がってきた。
途中、雲の塊にさえぎられ太陽が見え隠れしながらも、7時半すぎ(ピーク:7時31分35秒)には空が晴れ渡り、すばらしい金環日食の一部始終を観察できた。また、日食のピークと同時に、東別院の梵鐘が鳴りはじめたのも、とても感動的だった。
「ドデスカ!」のアナウンサーのはしゃぎぶりにかなり気持ちが引いたが、とにかく完全な金環日食を眺められて大満足。気持ちよく東別院を後にした。
それと少し驚いたのは、日食のときの木漏れ日も、その一つ一つが欠けた太陽の形を映し出していて、とても芸術的なのである。
これも、名古屋での金環日食の大切な思い出として心に留めておこう。
以上、名古屋戦線異常無し。
by kaiseik
| 2012-05-22 07:55
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