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「頭のいい人の習慣術」 小泉十三さん

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酒を家で飲むのを止めてから、早や一か月になるだろうか。

特に禁断症状もなく(汗)、なんとなく身体の調子もいい。

もちろん、仕事では飲み会はあるのだが、それは従来と同じペースである。



あれだけ飲んでいたのによく止められたなあ、と我ながら驚いているのだが、これは絶対に俺の意志の力では無い。

たぶん、再発の「危機感」。

あるデータによると、脳卒中を経験した人たちの半数が、10年以内に再発したとか。



人生を変えるのが習慣だとすれば、習慣をコントロールできる人が、最も良い人生を送れる人なのだろう。

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図書館で借りてきて、ゆっくりと読み続けてきたこの本。

この手の本を何十冊読んできただろう、と思いつつ、オマケの感じで借りてきてみたのだが、読んでみるとなかなか逆説満載で新鮮である。


※ここからは引用。


「『頭のいい人』は、けっして"生産の奴隷"にならない。悠々と仕事をこなし、優雅なオフをすごす。そしてそこで養った英気、知恵、教養が、またつぎの仕事をこなすためのエネルギーになる。かくして、その人の人生は美しくなり、洗練されてくるのだ。そのためには、あなたの『習慣』をちょっとだけ変えてみることである。」



「仕事をとるか家庭をとるか、仕事をとるか趣味をとるか ― そんな二者択一はまことに意味のないデジタル思考だ。じっさいの生活はオンとオフが渾然一体となっており、その混沌を楽しんでしまったほうがラクなのである。」



「ジャーナリストの東谷暁氏は、『序文を経て二章、三章まで進んで面白くなかった本は読むのをやめてもよい』と断言する。"卵が腐っているかどうかを知るには、全部を食べてみる必要はない"という西洋の諺があるように、東谷氏にいわせれば、その本が面白くないことを知るには、半分も読む必要はないのだ。」



「結論からいうと、退屈を恐れることはない。たしかに、『退屈を恐れない』とは、かなり哲学的な難題だ。…(途中省略)…人生は、基本的には、『退屈』で何も起こらない。その『退屈』は、本来、埋め立てることのできない海のようなものなので、これを埋めようとするとかなりの無理が生じることになる。…(途中省略)…『退屈』に目を向け、『退屈』を自然に受け入れると、いろいろな人生の秘密が見えてくる。 裏を返せば、『退屈を恐れる人』は、永遠に人生の秘密に気づかないということになる。」


※以上は引用。



俺は、休日はいつも退屈で、居間に何冊か本を持ち込んでゴロゴロしているが、たぶんこれは日常における『瞑想』に近いものなのだ(笑)。

いや、これは『妄想』?(汗)


以上、東北戦線異状無し。



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by kaiseik | 2015-03-29 10:08 | 読書道 | Trackback | Comments(0)

北海道戦線異状無し・・・メーデーメーデーっ


by kaiseik
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