駆込み女と駆出し男
2015年 05月 17日
原作は井上ひさしの「東慶寺花だより」。
原作の作品名の通り、山里の四季の自然が美しく、また、心潤う「素敵」な映画であった。
日本の花には、さまざまな咲き方がある。
華やかな見た目の美しさだけではない、五感で感じる、香りと健気さ、そして散り方。
四季の移ろいに、敏感に、そして静かに変化する日本の草花。
それは、まるで日本の女性のようなのだ、と思う。
それと、なにより樹木希林と山崎努が、渋い「いい味」を出していた。
いま注目すべきは、70代ではないか?
星は、最後に強く輝くという。
俺もそんな生き方がしたい。
以上、東北戦線異状無し。
by kaiseik
| 2015-05-17 19:43
| 戦利品
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