「Letters to Me」 letter18 仕事は情熱を表現する手段
2005年 11月 27日
「生きるがためよ」
昔、夜遅くまでの仕事が続いていた頃、仕事が終わりビルの守衛さんに会社の鍵を返す際に愚痴を言ったら、逆に返された言葉。守衛さんはおそらく50代後半。その言葉にはやけに実感がこもっていた。
最近、仕事が楽しめていない。
大きな仕事を受注し当初の目標を大幅達成するのは間違いないのだが、精神的には全く満たされていない。それは何故か?・・・仕事での楽しみが少なくなっているからだ。
昔、俺が1営業マンとして一つの案件を夢中で追いかけていた時はとても楽しかった。脇目もふらずお客様に全てを注ぎ込んでいた。他社に勝つことが何よりも嬉しかった。営業マンとしてもっと上を目ざそうと努力し、日々その進化を感じることができた。
それが今、管理職となり、営業活動以外の仕事、役割を求められるようになった。
今後、上に行けば行くほど自分の求めていることとは別の仕事を求められるのが見えている。
これまでの楽しみが削られていく。自らの価値観を変えなければ、このストレスにはついていけそうにない。仕事にあわせて自分自身を変えるべきなのか・・・
letter18では、自分自身を取り戻し、自分が本当に楽しめる仕事に情熱を傾けようと言っている。しかし、これにはかなりの勇気が必要だと思う。
★印以下は引用。
★「長いあいだ、ずっとやりたくもない仕事をやっていた人は、やがて定年を迎えて仕事を辞めてしまう。でも、僕の最大の夢は九十歳になっても今の仕事をやりつづけること。一年に一本映画を撮り、それを何年も続けていきたいね」 ウッディ・アレン
★幸福から遠ざかるようなことは、なにひとつしないこと。
「自分はどうするのか」を考えることよりも、「自分は何をしたくないのか」を考えるほうが楽なものです。そこをスタート地点にするといいでしょう。
それを考えたら、こわがらず、誰にも遠慮せず、「自分の人生の目標は、楽しみ、情熱をのびのびと放つことだ」と口に出していってみましょう。これは、深い正直さと勇気をともなう行動になることでしょう。
★やがて仕事は自然に、クリエイティブな表現へと変わってゆきます。稼ぐために働くという意識はなくなり、表現と創作の手段となっていくのです。
それとは逆に、喪失への恐怖を動機に仕事をしていると、気持ちがくたびれ、疲れはててしまいます。そのようなとき、人の天職と本職はかけはなれてしまっているのです。このことは、これまでの手紙に図って書いてきたとおりです。
深く本質的な欲求を見ながらベストをつくしていかないかぎり、成功をつかむのはとてつもなく難しくなってしまいます。
以上は引用。
俺は正直に思う。
たぶん仕事と遊び、趣味の境がなくなった状態が、仕事を楽しめる状態なのだろう。
そしてそれは、何かを作りあげるとかいうことではなく、自分そのものを創り上げていく過程なのだ。毎日楽しみながら進化していく自分、その自分が表現することに対価を払う人がいる時、それが天職となるということだろう。
俺も早く、天職を見つける旅をはじめたい。
以上、東北戦線異常無し。
今日もいつもの日曜日。次男はヒーロータイム、俺も昔はウルトラマンに夢中だったなぁ。童心にもどることも少なくなった。
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kei1709 at 2005-11-27 10:46
素敵。
私はレタッチが出来ないので撮ったままの画像ですが、ふさわしいレタッチをするのは素敵ですね。
私はレタッチが出来ないので撮ったままの画像ですが、ふさわしいレタッチをするのは素敵ですね。
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kaiseik at 2005-11-27 12:52
ありがとうございます。実はたいした写真がとれないので、ごまかして加工してるだけなのです。それに、地味に画像をいじるの好きなんですよね。もっといろいろできるソフトないかなぁ。
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com0311 at 2005-12-01 13:26
僕の人生における優先順位は『快楽』です。僕にとっては仕事は『快楽』を得るため手段や道具みたいなものかな?
「人生の限られた時間の多くをどうすれば楽しく生きられるか?」をいつも考えながら行動しています。
楽しいこと・辛いことのすべてを楽しまないと損ですね!
理由はカンタン!人生は一度しかないのです。
僕は何時でも死ぬときに「楽しい人生だったなぁ~」と
言えるように日々生きてます。
でも、辛いことの方が少し多いいのかな・・・(苦笑い)
「人生の限られた時間の多くをどうすれば楽しく生きられるか?」をいつも考えながら行動しています。
楽しいこと・辛いことのすべてを楽しまないと損ですね!
理由はカンタン!人生は一度しかないのです。
僕は何時でも死ぬときに「楽しい人生だったなぁ~」と
言えるように日々生きてます。
でも、辛いことの方が少し多いいのかな・・・(苦笑い)
by kaiseik
| 2005-11-27 07:12
| 読書道
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