「プロになるならこれをやれ!」 中谷巌さん その2
2005年 11月 27日
会社の中では組織と個人の価値観が異なり、葛藤が生まれることがよくある。
それだけならまだしも、直属の上司との価値観の違いはとても厄介だ。
会社組織の中には、自分の立場を守りたいばかりに白いものでも上司から黒と言われたら黒という人もいれば、勇気をもって「いや、白です」と異を唱える人もいる。
そして、ここでその人の器やレベルが判断できる。
会社の方針や業務命令は、サラリーマンである以上守らねばならない。しかし、いくら上司に命じられたといっても、事実を捻じ曲げて嘘を言ったり、社会正義に反した行動をするのは、上司の奴隷となったのと一緒である。奴隷は自分の意志を持たない。単なる道具だ。
これに反し、プロと呼ばれる人たちは、「自分はこう生きるのだ」という自分の核を持っていて、それをしっかりと表現できる人だ。そして、それを理解し認めてもらえるほどの実力を持ち、結果を出している人だ。尊敬とともに、自分の価値観を認めさせられるのが真のプロと言えるだろう。こういうプロが社内にどのくらいいるかが、その会社の将来を決めると言っても過言ではない。
俺もそんな真のプロを目ざしたい。
★以下は引用。
★本物のプロには人間としての存在感があります。・・・自分自身の生き方を支える基本的な価値観 ― コア・バリュー ― がなければなりません。
★実は、時には上司と対立してもその一線を守ることが、逆に長期的には評価される最大のポイントになってくる。これは非常に重要な点です。
★「あいつは、ここまでは言うことを聞くが、その先は一歩も妥協しないやつだ」と周囲の人に認識させておけば、自分の価値観や信念を曲げずに済むようになります。
★プロフェッショナルになろうと思う人は、常に辞表をポケットに入れて出社してみることです。そして、自分の価値観に反する命令を受けた時も、「申しわけありませんが、それは私にはできません」と言えるようにしておくのです。
以上は引用。
今日は午後、次男と公園へ。夜は久しぶりに外食、回転寿司に行った。
マンネリな休日だが、第一に家族の生活を守るのが俺の価値観。
次男の成長を成人までしっかり見届けるのも俺の価値観だ。
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at 2005-11-28 09:09
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
はじめまして。実はちょっと前から拝読いたしております。
最初は写真がキレイだな~という程度だったのですが、
仕事への姿勢や考え方に刺激を受けるようになり、
怠け心が出てきたときなど、とても励まされてます。
ちなみに私は100%素人の腰掛お気楽OLですけど・・・。
最初は写真がキレイだな~という程度だったのですが、
仕事への姿勢や考え方に刺激を受けるようになり、
怠け心が出てきたときなど、とても励まされてます。
ちなみに私は100%素人の腰掛お気楽OLですけど・・・。
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kaiseik at 2005-11-29 18:29
koneko2005koinuさん、コメントありがとうございます。今の時代、男も女も仕事は必死ですよ。でも、プロは「必死」の崖っぷちには立たなくていいように、常に先手を打ってるんですよ。
私も早く、そうなりたいと思っています。必死に。
私も早く、そうなりたいと思っています。必死に。
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kaiseik at 2005-11-29 18:37
リクさん、コメントありがとうございます。怠け心は私もあります。休みたいときは休んでいいと思うよ。心が疲れてる証拠だし。でも、休むときも前にゆっくり歩いてた方が、また走りたくなるし、目的地に少しでも近づける。お互い、倒れずにがんばりましょう。
by kaiseik
| 2005-11-27 20:49
| 読書道
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Comments(4)