プラトーのその先へ

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最近、「プラトー現象」なる言葉を知った。

プラトー(Plateau 高原)現象とは、高いレベルでの頭打ち、
停滞の状況を言うらしい。

「スランプ」とは似て非なるもので、さらなる成長に向けた
踊り場の様なもので、成長過程では必ず何度か訪れるものだとか。

また、「ピーターの法則」というものもあるが、
あくまでもポテンシャルや向上心をまだ有している人の、
内面から見た停滞からくる個人的不満や失望感であり、
自らを見つめなおす精神的対処が必要である。



この言葉を聞いて、今俺もその状態ではないか、とも思った。


何故なら、同じ事業場で4年目を迎え、
やり切った感がある反面、何故か満たされない自分がいる。


自分の好きな事が出来ていないわけでもないし、
今のポジションにも収入にも、人間関係にも不満があるわけではない。
しかし、成長に向けた刺激が外からも内から減ってきていて、
仕事上の充実感や幸福感が得られ難くなってきていると実感する。


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「我が社のベテランのさらなる戦力化が必要」なんて言ってる割には、
火をつけなきゃいけないのは、実は同じベテランの(はずの)
俺自身じゃないか、本当に情けない。

脆弱なプライドで出来上がった
心のタブーを破り、こんな声が聞こえてくる。



物の本には、こうある。
「プラトー現象は人生のあらゆる段階にさまざまな形で現れるごく自然な現象です。
ですから、プラトー(高原)に乗り上げたからといって、落伍したと考える必要など
少しもありません。むしろ、いいチャンスだと気楽に考えてください。
意義のある、達成可能な目標を新たに立てるきっかけをつかめるかも
しれないのです。」

(「仕事に燃えなくなったときどうするか THE PLATEAUING TRAP」
ジュディス・M・バードウィック著より)


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これまでも、プラトー状態の前兆だったかなと思われる自覚症状はあった。

振り返れば、配属以来16年勤務した札幌では、
営業としてのプレッシャーをそれなりに受けながらも
今以上に向上心や情熱をもち、前だけを向いて生きていた。

「この業界で、日本一の営業になること」が、
俺の目標であり夢であった。


しかし、転勤し、昇進していく中で、
俺自身の価値観も大きく変わってしまったのだろう。


自らの能力や経験への大きな自信とは裏腹に、
大失敗をして全てを失い、路頭に迷う恐怖が常につきまとう。

精神的にも、野心より「現状確保」が常に先に立つ。

俺も、ずいぶん臆病になってしまったものだ。


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先の本では「プラトー現象」の克服の方向をこう書いている。

「多くの人はだれでも、仕事のことや、人生において、ある時期には必ず頭打ちの状態(プラトー状態)に陥るものです。だから、プラトー状態になったら、それをチャンスとみなし、自分をリフレッシュさせ、自己認識と自己容認の意識を高め、自分の価値観を再確認すると同時に、新たな価値観を作り出すことが肝心ですし、そうすることで成功をつかむことができるのです。」


「自己容認し、自らの価値観を再確認し、新たな価値観を作り出す」か・・・。


課題と考えているベテラン社員再戦力化のソリューションも、
実は自らの脱「プラトー現象」に取り組む過程で見出してゆけるのかも
しれない。


とにかく、この高原に長居せず、
勇気をもってその先の高嶺へと登ってゆこう。


以上、東北戦線異状なし。


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by kaiseik | 2016-11-01 11:11 | 沁みる言葉 | Trackback | Comments(0)

北海道戦線異状無し・・・メーデーメーデーっ


by kaiseik
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