人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「40歳から伸びる人 40歳で止まる人」を読んだ。感想その1

「40歳から伸びる人 40歳で止まる人」を読んだ。感想その1_d0039059_16411319.jpg俺も40歳になり人生の折り返し地点を迎えた。俺のこれまでの人生はそれなりに幸せであった。私生活の面では25歳で結婚してから三人の子に恵まれ、いろいろと日々の子育ての悩みは尽きないもののそこそこの幸せを味わえている。また仕事面では、一応課長という立場まで出世し、非常に厳しい市場を任されながらも、それを自分のキャリアアップのための試練と受け止め前向きに努力してきた。
そんな俺にも「不惑」の年をむかえて惑いが生じてきた。それは仕事面で、今の仕事に対しての「天職」感が持てないからだ。俺のしたい仕事は、「多くの人に役立つ、困った人を助ける」仕事なのだが、今の仕事の延長線上では、その姿がリアリティをもってイメージできないのだ。
このような場合、自分でもどの方向に歩いていったら良いのものか、恥ずかしながら迷ってしまう。違う道に進むにも、今の年齢が最後だと思う。(いや、遅すぎるかも)

この本は、そんな気持ちの中で、何らかのヒントが見つかればと思い読み始めた。著者は、「今はじめなければ、50歳になっても同じ。だから40代から始めよう。」と強くエールを送る。そのとおりだと思う。今までの生活を少しでも変えてみよう、ひとつでもいいから、新たな挑戦をしよう、と真剣に考えている。

★四十歳は「不惑」の年といわれている。「四十にして惑わず」といえば格好はいいかも知れないが、四十代で何の迷いもない人はよほど悟りきった人か、まったくの能天気な人だろう。現実は何かと一番迷う年代である。・・・どんなに忙しくても、この時期に大切なのは自分のために費やす時間をとることだ。・・・四十代で自分のための時間をもてなかった人は、五十代でそれをやろうとしてもなかなかうまくいかないのが普通だ。・・できるなら四十代で、できるだけ多くの社外人脈をつくっておくことだ。

⇒社外人脈というとつい打算的に考えてしまうが、本当は人生の師として生涯にわたって刺激を受けられる人との出会いが欲しい。そのためにも意識して人と出会い、特に仕事以外での人との触れ合いを大切にしないといけないと思った。人生のための時間は24時間だ。いくらでも時間はあるはずである。

★男四十歳といえば、誰が見ても中年であるに違いない。この時期に「大人」としての自覚がなければ、五十代、六十代の人生はむなしくなってしまう。いわば四十代は大人としての成熟期であり、それを経て五十代、六十代は大人の円熟期となる。・・・では、本物の大人とは何か?無理も無駄もせず、いい経験を積ん等身大の生き方をする人 それせが本物の大人ではないかと思う。

⇒「等身大の生き方」って意味が難しい。真の意味は、自分のなりたい姿と、今の自分が等しくなる、それが実現した上で無理をしないでも生きていける生き方だと思う。果たしてそんな姿になれるのか、そのためにも四十代から意を決して何かを始めなければ。

この本の第一章のタイトルにひかれる。
「第一章『本当の人生』は四十歳から始まる」だ。
また、感想を書いてみます。

以上、東北戦線異常なし。
by kaiseik | 2005-07-03 17:14 | 読書道 | Trackback | Comments(0)

北海道戦線異状無し・・・メーデーメーデーっ


by kaiseik
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31