「君と会えたから・・・・・・」 喜多川 泰さん
2006年 09月 24日
仙台に帰ると、ダイニングになにげなく置いてあった本。そういえば、長男に読ませようと思ったが、全く読む気が無いため長女に渡したんだっけ。娘は読んだのかな・・・?長男はおそらく1ページも開く気が無いのだろう。マンガにしない限り無理か。彼はいつも人生を変えるチャンスを逸している。チャンスがすぐそばにあるのにチャンスが来ないと嘆いている者には神様は残酷である。彼の頭の中には濃い霧がたちこめているのだろう。しかし、彼にもいつか「気づき」がきて良い人生に向う道を見つけられることを期待したい。
一ヶ月以上前に仙台駅内の本屋で息子、娘向けの本を探して、やっと見つけた宝石のようなこの本。自分でも読んだが、この本は今を悩める大人にも通用する人生のバイブルといっても過言ではない。読む人の人生を変えられる力をもった素晴らしい本だ。
あらすじは、何も目標が見いだせず毎日を惰性で生きていた17歳の主人公が、ふとしたことから同い年の少女と知り合い、淡い恋心を抱きつつも、少女から今を一生懸命生きることの大切さや、自分の可能性について教えられる。それはさながら「人生」という科目の個人授業のようなものだ。
そして少女は父親から教えられた方法で、少年の落ち込んだ心を生き生きとした希望に変えていく。少年は気づき、自分の中に眠っていた可能性を信じて、自分の夢に向って再び歩み始めるのだ。ただ、実は少女の父親、そして少女は・・・。
★以下は引用。
★私たちの未来の夢は、絶対に手に入ると狂おしいほどに信じて
それに向けて情熱を絶やさずに行動を繰り返す限り、
それがどんなに大きな夢であっても、
必ず達成されることが約束されている約束の地であり、
それを確率の低いものに変えてしまっているのは、
冷静な分析と称して行動をすることもなく、
頭の中で繰り返される消極的な発想にほかならない。
★「パパはこう教えてくれたの。一枚目に書いた自分の欲しいものとか行ってみたいところ、やってみたいことというのは、実は結果として手に入るものであって、それを目標にして、日々を生きるためのものではないんだって」・・・
「本当に目標にしていかなきゃいけないのは、二枚目に書いた、自分が他の人に何ができるかのほうなの。一日一日を大切にして、今日というこの一日も、二枚目に書いたことを一つでも多く実現しようと努力しなくちゃいけないの」
★「お金を儲けるということは、<ありがとう>を集めるということだ」
★「自分の内側に明かりを灯すだけで、それらすべてのコンプレックスや、今日の自分をつくり上げるためにできた傷は、その人の魅力を引き出す個性になるの」
★飛行機に乗れないからといって目的地に行くこと自体を諦めるな!
★ある有名な映画監督がこんなことを言っていた。
「死を考えるということは、生を考えることだ。振り子のように、片方の振れ幅を大きくすれば、もう片方にも大きく振れる。どちらか一方を考えることなんてできない。死を考えれば考えるほど、その反動で生を考えることになる」と。
以上は引用。
今日は幼稚園の運動会。風は強かったが最高のお天気で、とてもラッキーだった。
しかもKくんは有言実行、なんとかけっこで一等であった。
その勇姿をビデオや写真に沢山収めたが、残念ながらまだ整理できてない。
とりあえず、過ぎ去りし夏のKくんの写真を貼っておこう。
以上、東北戦線異常無し。





by kaiseik
| 2006-09-24 22:45
| 読書道
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