バベルの塔は守れるか?
2007年 04月 29日
つい先日、岩手の知り合いが満開の桜の画像を送ってきた。やっと水沢の桜が満開になったとのこと。今日ぐらいは北上の展勝地も観光客でごったがえしているのであろう。そして桜前線はこの連休の間に青森まで北上するのだろうか。東北勤務時代に見る機会が無かった弘前城の桜は今年も見ることができなさそうだ。来年以降の楽しみとしておこう。ところで今朝のニュースで、全国の風力発電の発電量が地球温暖化の影響で大幅に減少したとの話を聞いた。これまでで最低を記録し今後もこの傾向が続くのだそうだ。日本の四季の繊細な美しさや侘び寂びが、無神経かつ乱暴な温風にさらされて犯されるような脅威を感じる。人類が自ら招く悲劇を避けるために、自分も何らかの行動を起こしたいのだが・・・。
前にも書いたのだが、人類は自分の転がした大きな玉を止められずにいる。
大きな玉は転がすのには力はさほど必要が無いが、慣性の法則で勢いがついている大玉を止めるにはかなりの力が必要だ。環境も組織も国家も、いつのまにか人の力の及ぶリミットを越えてしまう。地球温暖化も、大企業病も、戦争も、人の欲望が生み出した慣性による暴走だ。
人は自分の罪を認め、悔い改める必要がある。そうでなければ、バベルの塔は再び破壊されることになるだろう。僕の大切な家族や、世界中の子供たちの未来を守るためにも、何かできることがあるはずだ。
以上、横浜戦線異常無し。

by kaiseik
| 2007-04-29 07:05
| 勝利に向けて
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