アラームが鳴っている。
2007年 10月 11日

一昨日の夜あたりから、歩くたびに左足首に鈍い痛みが走るようになった。嫌な予感、あの恐怖の発作の前触れに似ている。やはり、日曜日には家でバーベキュー、月曜日には店でバイキングを食べ過ぎたのが祟ったのか、それともここのところ酒席が多かったためか。いずれにせよ、神様からの警告だと思ってよい。そのため、昨日から頓服薬を五時間くらいおきに飲み、夜は早めに休んで痛風発作を散らしている。
忙しくて全く通えていない医者に、再びお世話になる日が近い。

先日の三連休は、仙台に帰り出来る限り次男と遊ぶことが出来た。一緒に自転車で遠出してザリガニを取ったりキャッチボールをしたり。帰る時には、次男が「お父さんともっと一緒にいたい」と泣き始め、俺も胸が締め付けられる思いであった。
嫁は、同級生で父親が海外赴任している子の例を挙げて「我慢しなさい」と言っていたが、まだ6歳の子には理解できないであろう。そんな嫁も、泣き止まない子共の姿を見ながら涙ぐんでいるように見えた。家族にとって単身赴任とは本当に切ないものだ。

それと、肝心の長男とはなんら話しができずに終わった。土曜日はどこかに外出、日曜日は蔵王に山歩きに出掛けてしまった。俺が送った本は読んでいるようだが、明らかに俺と会話するのを避けている様子だ。今となっては彼から話しをしてこない限り、呼びつけて説教するといったことはしないようにしているが、近々にでも自分の人生からは逃げても逃げ切れないことを、しっかり話をしなければならない。

逃げずに立ち向かいそこで一度敗れても、彼にはまだ何度も挽回のチャンスはある。
俺の人生を振り返ってみると、失敗による苦悩や現実社会の厳しさが今の俺の強さを作り上げたといっても過言ではない。
大学受験には失敗し、親父の反対の中で体育会活動のアメフに明け暮れだが、なんとか卒業し、しかも最大手の企業に就職できた。
一度目の主任試験に失敗し、二年後同期で最も遅く主任に上がったが、その後は運良く、最短で部長の職についた。人生の踊り場で足踏みし遠回りをしてきたように思えたが、実はそれはステップアップのための修行であり、その時の苦労が後の人生に間違いなく活きている。
それを考えると、自分の人生に逃げずに立ち向かい、毎日前向きに考えて全力を尽くすことが、運を引き寄せる鍵なんだと気づく。
長男にもいつかそう思える日がきて欲しい。

そんなことを考えながらも、心身の健康が土台にあるからこそ強い自分でいられるのだとおもうと、今起きている神様のアラームには素直に従うべきなのだろう。
以上、横浜戦線異常なし。
by kaiseik
| 2007-10-11 05:11
| 勝利に向けて
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