「チームバチスタの栄光」/「ナイチンゲールの沈黙」 海堂 尊さん
2008年 03月 23日
久しぶりに読書感想。と言っても、これまで月に五冊程度はコンスタントに読んできた。だから今から全てをブログで紹介するにはエネルギーがかかりすぎる。一冊の読書感想を書くにも、ネタバレしないように書くには努力が必要なのだ。それが著者に対しての敬意というものだ。いや、常識?俺にとって、特にミステリーやサスペンス推理モノを読むことは、内容への集中力を高め、心配事の多い日常を忘れさせてくれるので大好きだ。最近はお気に入りの大倉山セントラルウェルネスクラブで、ジョーバに乗りながら読むのだ。(どこが集中しているのだか・・・やっと最速の動きでも酔わずに読めるようになってきた。)ちなみに、大倉山のセントラルはトレッサ横浜の四階にある。二階には有隣堂が入っておりそこで本を購入して上がるのだ。
自分がどんな基準で本を選ぶかというと、先ずはミーハーな「このミス」大賞から流していく。書評を読み、その批評と自分の読後感を比較することで、その批評家の評価をしてやろうと思ってしまう。かなり一方的、好戦的かつ尊大な姿勢だが、所詮個人的楽しみであり人畜無害な行為なので許して欲しい。
「チームバチスタ・・・」は最近映画にもなった。この小説のように専門的な業界のウラを、我々素人にもわかりやすくしてくれるのは大好きだ。医師といっても我々と同じ人間で、その倫理観にも大差が無いことを知るにつれ、我々が医師に感じる万能感が取りさらわれるとともに、逆に親しみも湧いてくる。ストーリーは極めて精巧に作られていて、かつかなりユニークなキャラ(白鳥調査官)の登場がエンターティメントを与えてくれる。これは面白いと感じさせてくれる一冊だった。
その後読んだ「ナイチンゲールの・・・」は、バチスタの続編ともいうべき物語。また事件が起こるが、名前の通り今度は看護師がヒロインだ。前作に比べるとかなりウェットな内容で、患者の子供たちに感情移入し、ウルッとくる場面が多い。そして当然、白鳥が登場、それに今回、白鳥の同級生であり天敵とも言える加納警視正がからんでくる。このやり取りもワクワクさせた。最後はとても美しく終わるのだが、バチスタとはかなり違う趣の内容に少々とまどいを感じた。まあ、チームバチスタから続けて読むと、一連の病院歳時記、いや災事記?となり、面白く読めると思う。
次は「ジェネラル・ルージュの凱旋」。今度は「ナイチンゲールの・・・」にも登場したICUの「ジェネラル」速水教授が中心の話らしい。さて今日は日曜日だし、早速スポーツクラブにいって馬上読書といきますか。
以上、横浜戦線異常無し。
by kaiseik
| 2008-03-23 07:57
| 読書道
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