信州に溶けてゆく
2008年 11月 16日

今日は午前11時頃から夜の20時近くまで、長野市内の某ホテルにて社会奉仕団体のイベント&パーティに参加した。北信地域各地の地元の名士100名余りがあつまり、バイオリンとピアノの演奏会や「癒し」をテーマにした講演などの後、全国の銘酒を集めてのパーティで大いに盛り上がった。俺も、小雨の降る外の寒さに反して、とても温かな一日を過ごすことができた。
パーティでは、俺の所属する長野市の団体がホスト役であったし、自分自身の人脈づくりにもつながるため、知らない方々に積極的にお酒を注ぎ話しかけた。そこで、ふと気づいたのだが、俺もこの信州に来てもうすぐ8ヶ月、いつしか信州人に対する抵抗感も無くなり、すんなりと彼らの中に溶け込めるようになった。本当に人間の順応性って不思議である。思えば、北海道から東北に転勤したときもこうだった。初めての転勤だったし、東北の方が方言がきついだけ会話には難儀をしたが、いつのまにかその壁を乗り越えて溶け込んでいたっけ。


これまで、自分では仕事上で「別人格を演じている」と思い込んで、自らの心理分析から遠ざかってきたが、もしこの「社交性」も気ぐるみではなく俺の本性だとしたら、それはそれで素晴らしい能力なんだと思う。それに、人の性格も、様々な経験により成長していくものだと考えると、これからの人生も楽しくなってくるのではないか。大いなる未知の領域が自分の心の中にも広がっているのだから。
以上、長野戦線異常無し。

by kaiseik
| 2008-11-16 21:12
| 勝利に向けて
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